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山西省火鍋店で爆発事故 14人死亡

2012年11月24日

 【新唐人2012年11月25日付ニュース】中国山西(さんせい)省晋中市寿陽県の火鍋(ひなべ)料理店で11月23日夜、爆発事故が発生しました。強い爆風の衝撃で、付近に止まっていた自動車や近隣の建物のガラスも割れました。爆発発生後、店の1階部分は火の海になり、2階と3階で食事中だった客は窓から飛び降りて死から逃れました。24日現在、14人が死亡、47人が負傷する大惨事となりました。

 
テーブルや椅子など、店内の設備はほぼ全部焼け落ちています。目撃者によると、店の地下室からガス漏れによって引火し、爆発が発生したそうです。爆風の衝撃で近隣の建物のガラスまで割れ落ち、多くの人が負傷。この事故で14人が死亡し、47人が負傷。
 
病院に運ばれた張さんは、事故当時、反射的に両手で顔を覆ったのが原因で、両手に深刻なやけどを負いました。
 
負傷者 張さん
「当時、私の正面から火が飛び飛びかかって来たので、テーブルの下にもぐりました。その後すぐドーンとう音とともに爆発が起こり、人々は混乱に陥りました。私は手で探りながら、窓から飛び降りました。」
 
「ええ。飛び降りました。みんな飛び降りました。呼吸が困難になり、皆頭を窓の外に出そうとしました。数人が飛び降りてから、高くないから飛び降りてと言うので、私も飛び降りました」
 
負傷者 岳さん
「爆発が起こるとしゃがみました。何も見えないので、火がついてからは明るい所を目指して逃げ出しました。外に出てから爆発とわかりました。鍋料理にガスを使うので、ガスが漏れたのでしょう」
 
情報によると、火災発生時、3階建ての店内では百人近くの客が食事中だったそうです。鍋料理にガスコンロを使用していたことから、ガス漏れによる事故であると見られています。詳しい原因は現在調査中だそうです。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/藤坂 映像編集/工)
 
 

【中国語】山西火锅店爆炸14人死 47人受伤

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